前のパスワード変更のお願い では SSH を使ってのパスワード変更法をお知らせしましたが,すでに SSHの設定がすんでいないと 少し面倒だったかもしれません.

ここでは,各自のパソコンでの SSH 設定をしなくても, WEBブラウザ からパスワードの変更ができる方法をお知らせします. ただし,次の2つの制限があります.

  • mathlx01 または mathlx02 へ 制限なしのSHELL でログインできる.1)
  • 学科内(133.31.101.0/24) からアクセスする

つまり,現スタッフは学科内からブラウザがあれば実行できます.


学科内の内部ランにつながっていることを確認して,ブラウザを起動し次にアクセスします

つまり

ホスト mathlx01.ma.noda.tus.ac.jp または mathlx02.ma.noda.tus.ac.jp
ポート 9090

にアクセスします.https ですが,自己署名証明書 が使われているので,危険といった警告がでますが 信頼して接続を続けてください.接続すると 9090 ポートで待っている cockpit というサービスに繋がります.


アクセスすると 上のようなログインの画面になります. 画面の下には実際のサーバ名 masv09 または masv10 が表示されています. ユーザ名現在 のパスワードを正しく入力すると,cockpit の画面となります. cockpit は管理者が Web UI で Linux サーバの管理をするためのサービスですが,一般ユーザ も 制限付きアクセス として制限された機能が使えます.


cockpit にログインして表示される画面です.上部には 制限付きアクセス であること, Turn on administrative access のボタンが表示されています.

左のサイドメニューの項目を選ぶと,サーバのいろいろな情報を見ることができます.このうち パスワードの変更には一番下 端末 をクリックします.

端末のコマンドプロンプトが現れ,SSH でログインしたときと同様にいろいろなLinuxのコマンド を実行できます.

メールサーバのパスワードを変更するためにはこの端末の画面で次のコマンドを実行します.

ssh imaps.ma.noda.tus.ac.jp

次が,実際に実行したときの様子です.

bash-5.2$ ssh imaps.ma.noda.tus.ac.jp
The authenticity of host 'imaps.ma.noda.tus.ac.jp (133.31.101.21)' can't be established.
ED25519 key fingerprint is SHA256:05YHcyEQmn1JT2iyQ8+F0+th22i70ydzZ284UlmK4Ic.
This key is not known by any other names
Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])? yes
Warning: Permanently added 'imaps.ma.noda.tus.ac.jp' (ED25519) to the list of known hosts.
foo@imaps.ma.noda.tus.ac.jp's password: <= ログインするためにメールサーバの現在のパスワード
Last login: Sun Mar  5 15:58:29 2023 from 133.31.101.14
Changing password for user foo. 
Current password: <= パスワードを変更するため現在のパスワードをもう一度
New password: <= 新しいパスワード
Retype new password: <= 確認のためもう一度新しいパスワード  
passwd: all authentication tokens updated successfully.
Connection to imaps.ma.noda.tus.ac.jp closed.
bash-5.2$

imaps.ma.noda.tus.ac.jp では管理者以外は自動的(強制的)に passwd コマンド が実行されます.正しく変更できても,できなくても passwd のコマンドが終了 すると mathlx01.ma.noda.tus.ac.jp に戻ります.失敗したり,また別に変えたいときは 最初のコマンドを繰り返します.

  ssh imaps.ma.noda.tus.ac.jp

cockpit で入った mathlx01.ma.noda.tus.ac.jp のパスワードの変更は, cockpit の端末の画面で passwd コマンドを実行します.

  passwd

あとは メールサーバで行ったのと同様です.

画面上部のメニューバーの右端 セッションログアウト をクリックし終了します.

mathlx02 のパスワードもWEBブラウザで https://mathlx02.ma.noda.tus.ac.jp:9090/ にアクセスすればあとは同じです.

NISを停止したので,面倒ですが3つのサーバそれぞれで パスワードを変更する必要があります.


WEBサーバはメールサーバと同じ imaps.ma.noda.tus.ac.jp(=masv05) を 使っています.同じアドレスでこれまでのページはそのまま見れますが, masv05 ではパスワードの変更しかできないので ページの更新はできなくなりました.そのため,WEBサーバにある データは,mathlx01 の各自のホームディレクトリ ~/public_html_backup にコピーしてあります.


Windowsなどの端末から SSH でアクセスするよりは簡単と思います. 古くからアカウントのある方は脆弱な暗号化が使われていますので 面倒ですがパスワードの変更をどうぞお願いします.


1)
現スタッフと一部院生がそうなっています
  • ex-staffs/how-to-change-passwd-chughangu6vetae9eisae1eeh0jiub9k.txt
  • 最終更新: 2023/03/07 12:32
  • by wikiadm